デジタル終活でデータ消去・ファイル非表示・暗号化する方法

田舎・都会に関係なく、気温が寒くなる秋から冬の時季と暖かくなる冬から春の時季に、人生の終わりを迎える人が多い。

今年になってから、購読している新聞にチラシとともに訃報のお知らせが入るようになった。

また、インターネットだけではなく、新聞、テレビ、雑誌など既存のメディアでも「デジタル終活」(デジタル遺品に対する対策)についての特集記事や番組が組まれるようになった。

そこで、よく取り上げられるソフトウェアが、「僕が死んだら……」と「死後の世界」。

僕が死んだら……は、削除するデータを事前に指定した後、デスクトップ上にアイコンが作成され、人生を終えた後に誰かがアイコンをダブルクリックすればデータが消去される仕組み。

だいぶ前(Windows 98時代)に作られたソフトだが、最近のOS(Windows 10やWindows 7など)でも動作確認されているし、遺言機能(サンプル文章あり)も備わっている。

死後の世界は、あらかじめ指定した日に、消去してほしいデータを一括削除してくれる。

データの自動削除に抵抗がある人は、「Mirage Colloid」で特定のフォルダを隠しフォルダに設定したり、指定したフォルダを非表示にしたりすることができる。

ただ、データ暗号化はされないので、パソコンにある程度詳しい人であればデータが見つかってしまうのではないかといった不安が残ってしまう。

そこで、データ暗号化機能が欲しい人には、「VeraCrypt」や「アタッシェケース」がある。

VeraCryptは、アクセスする時にパスワードの入力を必要とする仮想の暗号化ファイルやフォルダを作成することができて、Windows以外にMac OS XとLinuxにも対応している。

※ストレージ(HDD、SSD、USBメモリーなど)全体を暗号化することも可能

アタッシェケースは、ファイルやフォルダを暗号化または復号ができて、本家のソフトはWindowsのみだが、「アタッシェケース for Java」を使えば、MacやLinuxでも動作可能だ。

※iOS(iPhone・iPad)にも対応(「アタッシェケース Lite」「アタッシェケース Pro」240円)