iPhone 4を上手く使いこなそう-Wi-Fi環境で運用-

9月に発売予定のApple iPod touchは、事前にリークされた製品の動画を見る限り、24日発売のiPhone 4がベースというよりも、1世代前のiPhone 3GSがベースになっているように思える。

現行モデルで見送られたカメラやマイクは付くようだが、カメラの性能ひとつを取ってみても、iPhone 4の500万画素に比べて、200万画素と見劣りするのが否めない。

画素数というハードウェアの性能が全てではないが、およそ2年前に発売されたiPhone 3Gと同じ画素数なので、今更手に入れようとは思えない。

そこで、ハイスペックのiPhone 4をiPod touchの代わりとして利用することをオススメする。

【9月17日 追記】

デザインは、第3世代以前のiPod touchとそれほど変わらない。

ただし、性能はiPhone 4に近い。

先に発売されたiPhone 4よりも劣る部分はあるが、液晶パネルやカメラ搭載を始め、第3世代と比べると高機能化している。

まず、頭金やオプションのつかないApple StoreかソフトバンクショップでiPhone 4を購入し、通信料を標準プライスプランで契約、通信プランの下限である1,029円で毎月維持する。

上記の通信費に、iPhone 4の契約時に必須となる「ホワイトプラン(i)N」+「S!ベーシックパック(i)」+「ユニバーサルサービス料金」から「月々割(1,440円)」での割引を差し引いた総額が、892円(一括)、1,372円(16GBの24回割賦)、1,852円(32GBの24回割賦)。

2年間利用すると想定した場合、iPhone 4を所有するための維持費が、21,408円(一括)、32,928円(16GBの割賦)、44,448円(32GBの割賦)となる(※1)。

iPhone 4にする利点は、iPod touchとは違い、電話やSMSなどの機能が利用できる。

電話機能は、21時~25時を除いて、同じキャリア(ソフトバンクモバイル)同士であれば、無料で通話できる。

さらにiPhone 4同士であれば、目玉機能の1つになっているビデオ通話「FaceTime」を楽しめる。

SMS機能も、同じキャリア同士であれば、670字以内のメッセージを無料で送れる。

そして、E-Mail機能は、プッシュ通知対応のGmail以外にも、E-mail(i)といった携帯キャリア独自のメールを、Wi-Fi環境において使用できる。

以下の3つの設定のいずれかを用いれば、iPod touchと同様、Wi-Fi環境のみで通信することができる。

なお、3G回線で通話する場合、「モバイルデータ通信」をOFFまたは「APN disabler」の利用であれば可能である。

けれども、3G回線の通話・通信ともに遮断される「機内モード」では、使うことが出来ない。

1.「モバイルデータ通信」を遮断する機能を活かす(※2)

→ 設定-一般-ネットワーク-モバイルデータ通信

デフォルトでは「ON」になっているので、3Gでのデータ通信を遮断するために「OFF」とする

→ 設定-SMS/MMS

「通知を繰り返す」と「MMSメッセージング」を「OFF」にする

2.プロファイル「APN disabler」の活用(※3)

→ ArtSoftwareWorks.Net から「apn-disabler.zip」をダウンロードする

→ 解凍後に「apn-disabler.mobileconfig」ができるので、メールにテキストファイルとして添付して、iPhoneのメールアドレスに送る

→ 受信したメールに「apn-disabler.mobileconfig」と書かれたボタンが表示される

→ 「プロファイル」の「apn-disabler.mobileconfig」にて、「未署名のプロファイル」の警告が出るが、そのまま「インストール」と書かれたボタンをクリックする

→ 「完了」ボタンをクリックする

→ 設定-一般-プロファイル

最後に、「APN disables」が適用されているか確認する

→ 設定-一般-ネットワーク-モバイルデータ通信

「ON」のままだと「モバイルデータ通信の利用データ量(設定-一般-使用状況)」が加算されて、3Gのパケット通信が実際に遮断されているのか否か分かりにくいので、「OFF」とする

3.「機内モード」の利用

→ 設定-機内モード

デフォルトでは「OFF」になっているので、「ON」にする

→ 設定-WiFiネットワーク-Wi-Fi

「機内モード」に設定後は、「OFF」になるので、再度「ON」にする

「ワイヤレスネットワークを選択」で普段から使っているSSIDを選ぶ

→ 設定-一般-ネットワーク-モバイルデータ通信

「ON」のままだと「モバイルデータ通信の利用データ量(設定-一般-使用状況)」が加算されて、3Gのパケット通信が実際に遮断されているのか否か分かりにくいので、「OFF」とする

P.S.
今週の週刊アスキーに、Wi-Fiルータの特集が載っていた。

私が最も気になるb-mobileも取り上げられていた。

b-mobileSIMの良さは、1日あたりの通信費は約82円と、他の3つのWi-Fiルータ(Portable Wi-Fi・WiMAX・Pocket WiFi)と比べて、半額に近い安さ。

欠点は、最大通信速度が、その他の3つと比べて見劣りすること。

けれども、通信速度は、ドコモの回線を利用したMVNOとあって、多くの場所で安定している。

b-mobileSIMの渋谷の下り速度と池袋および新宿の上り速度の遅さは気になったが…。

バッテリー持続時間も、3つのWi-Fiルータと比べて、b-mobile WiFiは最も短いが、約4時間持てば十分。

なお、eneloop mobile booster(KBC-D1ASなど)を使えば、外でも簡単に充電することができる。

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※1.iPhone 4の本体は、実質11,520円(16GBの割賦)、23,040円(32GBの割賦)で手に入ることになる
現行モデルのiPod touchよりも性能が良い上に、同容量のtouchの販売価格(iPod整備済製品)と比較しても、20,900円(16GB)、24,800円(32GB)と安い若しくはそれほど変わらない
※2.手元にあるiPhoneのOSがiOS4以上の場合に限る
※3.OSをアップデートする際、一度削除し、OSをアップデートし終わった後に再インストールしないと、3Gでの接続ができない不具合が発生する
※4.公衆無線LANを利用する場合、野良APは別として、別途契約が必要となる。FONのAPを利用する場合、La FoneraなどFONルーターの購入が前提となる
また、ヨドバシカメラに案内冊子が置いてあるWIRELESS GATEは月々380円、Yahoo!無線LANスポットは月々525円(Yahoo!プレミアムの会員であれば210円)の接続料金がかかる