NTTドコモがSIMロック解除へ動き出した

先陣を切って、NTTドコモがSIMロック解除することが発表された。

来年の4月から発売される全機種が対象となる。

6月に公表された、総務省がSIMロックを(自主的に)解除するように通達したガイドラインに沿ったものだ。

NTTドコモの狙いは、ソフトバンクモバイルのiPhoneやiPadを利用している人にドコモの回線を利用して貰おうということだろう。

それ以外にも、2011年から始まる携帯端末向け次世代放送の放送免許の取得も狙っていると思われる。

では、ユーザーには、どういった利点が考えられるのだろうか。

現在発売されている(発売予定の)モデルの中から見てみることとなるが、例えばdocomoでしか使えないSony Ericsson SO-01B(Xperia)や9月に発売予定のSamsung GALAXY SをSoftBank Mobileの回線で使えるようになる。

ソフトバンクは、人気のあるiPhoneやiPadはSIMロック解除しないので、NTTドコモの回線で使うことができない(※1)HTC Desireも人気機種なので、SIMロックフリーになるかは微妙だ。

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※1.iPhone 4を標準プライスプランで契約して、Buffalo DWR-PG(Wi-Fiルーター)を使い、Wi-Fiモードで接続すれば、iPhone 4の通信部分をドコモの回線で利用できる
また、b-mobile WiFiルーターb-mobileSIMの組み合わせでも、b-mobileSIM(日本通信)がMVNOとしてNTTドコモの回線を使用しているので、実質ドコモの回線で利用することになる

※2.SIMロックが解除されれば、普通は端末の価格上昇が考えられる
携帯電話納入メーカーは、これまでキャリアに合わせた仕様に沿って製造して来た
SIMロック解除を機に、キャリア独自の様々な規格がある程度統一されれば、端末価格も下がるかもしれない
ただ、規模の経済を活かすために、1メーカーから発売される機種が絞られることもありえる

また、海外で発売されている、NokiaやMotorola製の世界でスタンダードな端末も、再び参入して来るかもしれない。

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ドコモ、来年4月から全端末にSIMロック解除機能を導入へ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/06/news054.html