Enermax UCMA8を使ってThinkCentre M55 Tower真夏の冷却対策

今年は、特に東京電力管内は、法人でも家庭でも電力不足で15%の節電を(家庭は自主的に)行なわざるを得ない。

そういった理由で、最も暑い時間でも部屋を十分に冷やすことができない。

すなわち、パソコンも十分冷却できないことになる。

では、どうすればパソコンを冷やすことができるか。

デスクトップパソコンであれば、ケースファンをつけたり又は風力のあるものに換装したり、CPUファンを性能のよいものに変更したり、ケースのエアフローが良くなるように内部の配線をきれいにまとめるといった方法がある。

もちろん、日頃から適度に掃除してあって、埃が取り払われているのが前提だが…。

ノートパソコンであれば、パソコンのUSB端子から給電できるノートPCクーラーの上にパソコンを載せたり、CrystalCPUIDなどで使用する場面によってCPUのクロックや電圧を低下させたり、パソコンの通風口と遮蔽物(壁など)をできるだけ離して空気の流れを良くするといった方法がある。

では、実際にどれくらいの効果があるのか。

今回、私自身が使っているLenovo ThinkCentre M55 TowerにEnermax UCMA8を載せて検証してみた。

計測に使用したソフトはSpeccy

CPU温度を一例に挙げると、ケースファンを取りつける前まで60度前後で推移していた温度が、ケースファンを取り付けた結果、50度前後まで下がるようになった。

パソコン前面の通風口からも風がより出るようになったので、ケース内部のエアフロー自体も改善された。

なお、肝心の騒音に関してだが、冷える上に静音という結果だったので、今回は良い買い物をしたと思っている。

ケースファンであれば、CPUファンよりも敷居が低いので、初心者でも簡単に冷却対策を行なえる。

最近のPCケースは、120mm角や92mm角のファンの採用が主流となっているが、少し前のパソコンでは、80mm角のファンを利用することになる。

まず、ファンの前面をケース内部に向くよう、あらかじめ決まったケース内の場所(正方形で、角にねじ穴が4つあり、電源の下に位置していることが多い)に取り付ける。

次に、ファンの裏面をケースの外側から4箇所をネジ留めする。

最後に、ペリフェラル電源コネクタ(電源から伸びている白いコネクタ)であれば付属の延長ケーブルとつなぎ、SATA電源コネクタ(電源から伸びている黒いコネクタ)であればainex S2-1506SAなど電源分岐ケーブル、同 SA-075など電源変換ケーブル、サンワサプライ TK-PWSAD2など電源変換アダプタを使用し、電源から伸びているケーブルとつなぐだけの簡単な作業だ。